No123(ナンバーヒャクニジュウサン)

明石市本町 No123(ナンバーヒャクニジュウサン)

活気あふれる明石・魚の棚商店街のすぐそばに軒を構えるマフィン専門店「No123」。たっぷりのバターでしっとり焼き上げた生地に、チョコチップやカスタードクリームなどの甘い素材だけでなく、ある時は地元名物いかなご、ある時は明石のり…と、自由自在に具材を操りながら、おいしいマフィンを届ける、ベイクファンや地元の人々に愛され続けるマフィン専門店。食べ歩きしやすいマフィン・サンデーや、斜め向かいにオープンした姉妹店のカヌレなど、様々な楽しみを提供してくれます。

ヒストリー

オーナーの尾上由紀さんが、かつて横浜で専業主婦をしていたころ、当時まだ珍しかったアメリカンマフィン専門店が表参道にあり、お気に入だったこと、趣味が高じてあらゆる料理教室に通いつめ、教える側になるほどにパン作りが得意だったこと。そしてある時、明石に帰郷し、“起業してみよう”と思い立ったこと。人生のピースが寄せ集まり、「マフィン専門店開業」への道が始まったと言います。まだ今ほどにアメリカンベイクが浸透していない2012年、物件とのめぐり合いに後押しされ、明石の地で開業することに。当初の心配もどこ吹く風、意外にも地元での口コミでじわじわと人気が上昇。イラストレーター「せんだちゃる」さんによる、お洒落なパッケージや店内に飾られたイラストなどの素敵な世界観とともにSNSで話題が広がり、地元のみならず遠方からのベイクファンにもその名が知れることになりました。

商品紹介

ぶっくりとキノコみたいに膨らだ生地。外側はカリカリ、中はしっとり。アメリカの家庭でお母さんが作る“アメリカンマフィン”。定番のプレーン、抹茶オレオ、ブルーベリークリームチーズをはじめ、明石の特産品のいかなごの釘煮や明石のりを使った地元ならではのアレンジ、そして春には苺やりんご、秋にはいちじく、冬はサツマイモなど、季節のマフィンも登場します。まとめ買いしたい方は、冷凍保存がおすすめ。約1ヶ月保存できるので、食べる時に自然解凍してから20秒間レンジで温めてから召し上がれ。

  • まっちゃオレオ ¥310(税別)

    オレオがチャームポイントの定番マフィン。抹茶を練り込んだ鮮やかなグリーンの生地にたっぷりのチョコチップとクラッシュしたオレオが入っていて食べ応え抜群。

  • チョコチャンク ¥310(税別)

    ゴロゴロのチョコレートをトッピングした不動の人気マフィン。チョコレート生地の中に、さらにカスタードクリームをイン。Wの甘さを満喫できます。

  • いかなごモッツァレラ ¥310(税別)※季節限定

    明石名物いかなごを使った季節のマフィン。旬の時期だけに出回る、地元で根強い人気を誇る一品です。尾上さんのお母様が手作りした釘煮の豊かな風味と、モッツァレラチーズのまろやかさのハーモニーが絶妙。食べる前にレンジで20秒ほど温めると、モッツァレラが糸を引いてトローリと伸びます。

  • 明石のり塩バター ¥310(税別)※季節限定

    磯の風味を湛える高級明石のりを使った、おつまみみたいな惣菜マフィン。塩バターが効いていて、塩パンのような感じでパクパク食べられます。

  • マフィンサンデー ¥600(税別)

    好きなマフィンで、アイスクリームとホイップクリームをトッピングしたサンデーを楽しむことができます。マフィン丸ごと一個が入っていて、驚くほどにボリューミー!暑い季節におすすめの一品です。

  • カヌレ 3個¥400(税別)〜

    斜め向かいにある2号店「No123スタンド店」でカヌレをゲットすることもできます。プレーン、チョコ、オレンジ、クランベリー、抹茶、紅茶、カカオニブの7種。冬にはサツマイモ味が登場します。ギフトボックス(料金別途)の対応もあるので贈り物や手土産にぴったりです。

シェフ紹介

オーナー
尾上由紀さん

働くことになったきっかけ
料理教室に通いながら家庭でお菓子作りをすることが習慣だった専業主婦時代の尾上さん。近所のママや幼稚園の子どもたちが集う会に、手作りマフィンを持ち寄った経験が原体験になっていると言います。普段から食べ慣れている自身の子どもの反応と違い、他の子どもたちが歓喜し一瞬にしてマフィンを平らげている光景が印象的で、「アメリカンマフィンの普遍的な美味しさ」を実感。そこから数年後の、「アメリカンマフィン」専門店への道につながったできごとの一つでした。
普段のライフスタイル
ゴルフやジムが通いなど多趣味な尾上さん。変わらずにライフワークとして続いていることは、地元のおいしいものの食べ歩、飲み歩きが大好き。知り合いのお店に顔を出しすことも頻繁で、コミュニケーションの一つでもあるのだそうです。
おすすめのお店
【ビストロ ログシー】
明石の地魚のビストロが楽しめるフレンチビストロのお店。最近食べて印象に残っているのは「海鮮ピラフ」。ブイヤベースで作ったピラフにウニとイクラと明石のりを添えたなんともニクイ一品。シェフの人柄の良さもこの店のファンである理由の一つ。

店舗情報

No123(ナンバーヒャクニジュウサン)

古い町屋を思わせるレトロな木造の外観と、ブルーのシェード。「マフィンと」の文字がシンプルに浮かぶ白い看板が目標です。厨房と売り場との空間は仕切られているものの、壁がなく、焼きたてマフィンのこんがり美味しそうな香りがお店いっぱいに漂っています。常に10種以上のマフィンが並び、1日の中でも新しく焼き上がったり、売り切れたりで入れ替わり、約25種類が登場します。マフィンの値段は310円均一でお財布にも優しい。6個買うとセット価格でお得に。冷凍保存もできるので、まとめ買いもおすすめです。

※記載の内容はすべて取材当時(2021年3月)のものです。

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