BAUM u.BAUM KOBE

神戸市 BAUM u.BAUM KOBE

伝統的なドイツ菓子の代表のひとつ、バウムクーヘン。バウムとはドイツ語で「木」、クーヘンとは「菓子」を意味します。大正時代、ドイツ職人の手によって日本に持ち込まれたバウムクーヘンは神戸の地で育まれ、現在では本場ドイツ以上に日本中で親しまれる人気のお菓子となりました。JR六甲道から徒歩5分の場所にある「BAUM u.BAUM KOBE(バウム ウント バウム)」は、本場ドイツで10年以上も職人として働き、ドイツ国家公認の製菓マイスターの資格を持つ井谷眞一さんがグランシェフを務めるお店です。

ヒストリー

淡路島出身の井谷眞一さんは、洋菓子メーカー「ユーハイム」で37年間もの長きに渡ってお菓子作りに携わってきた菓子職人。ユーハイム時代は、約2年間のドイツ研修を経たのち、約8年間現地でシェフとして活躍しました。その高い技術力が評価され、ドイツ国家公認の製菓マイスターにも認定されています。退職後は、大手前学園・大手前製菓学院で14年間教授を務め、ドイツ菓子、フランス菓子の技術を伝え、後進の育成にも尽力してきました。そして、「バウムクーヘン作りの技術を、次世代のパティシエに伝えていきたい。ドイツの製法を忠実に守って作ったバウムクーヘンを、多くの人に親しんで欲しい」という思いから、2018年に「BAUM u.BAUM KOBE」をオープンしました。令和2年には秋受勲「瑞宝単光章」を受章。今後もこだわりのバウムクーヘンを作り続けていきます。

商品紹介

同店のバウムクーヘンは、油脂はバターのみにこだわり、ベーキングパウダーや植物油脂、乳化剤を一切使用せず作られています。そして卵白と卵黄をそれぞれホイップしてから最後に合わせる別立て法を採用し、ふわっと軽い口当たりに。さらにマジパンを混ぜることで生地にコクをプラス。日本人の好みに合わせたしっとりとした食感に仕上げています。また添加物を極力使わないバウムクーヘンの生地は、季節や天候によって毎日状態が異なるため、職人がつきっきりで丁寧に焼き上げます。シンプルな形と色の派手さはありませんが、それゆえの正統派な作り方、素材、味にこだわり美味しさを追求しています。

  • ツヴァイ ベルゲ(プレーン) ¥1,836(税込)

    シンプルながらも選び抜かれた素材と、一層一層丁寧に焼き上げる製法で仕上げた風味豊かな味わい。口の中で広がる美味しさが絶妙です。

  • ベルク(チョコレート)  ¥864(税込)

    上質なカカオを生地に贅沢に練り込みました。コク深い味わいがヤミツキに。

  • ベルク(紅茶) ¥1,220(税込)

    アールグレイをはじめ複数の茶葉とパウダーを生地に練りこみました。口の中でふわっと広がる芳醇な香りと余韻が心地いい一品です。

  • ベルク(桜) ¥1,220(税込)
    ※期間限定商品

    「桜」は4月中旬までの販売。6月中旬までは「あまおう苺バウム」、9月中旬までは「瀬戸内レモンバウム」が登場。季節の味わいをお楽しみいただけます。

  • べーべー(プレーン・チョコレート) 6個入り ¥1,512(税込)

    手のひらサイズのバウムクーヘン。カットしたバウムクーヘンが、B(ドイツ語でベー)の形に見えることから「べーべー」という名前になりました。個包装になっているのでお土産にもおすすめです。

スタッフ紹介

グランシェフ
井谷眞一さん

働くことになったきっかけ
就職するまで実はバウムクーヘンを知らなかったんです。ただ、小さい頃からモノ作りが好きだったため、技術を習得していくうちに夢中になって、気づけば洋菓子ひと筋で半世紀が経過しました。
普段のライフスタイル
普段はお店や学校を行き来しているため、あまり趣味というものはありません。お菓子作りがライフワークになっていますね。

店舗情報

BAUM u.BAUM KOBE

ドイツ語でツヴァイ=2、ベルゲ=山を意味する2山タイプの「ツヴァイ ベルゲ」を基本に、一山タイプの「ベルク」、4山タイプ「フィーアベルゲ」などサイズはいろいろあり、用途に合わせてお買い求めできます。またネットショップは、お買い上げ金額が2,160円以上で送料半額、6,480円以上で送料無料になるなどお得。おうち時間に、大切な方へのプレゼントに利用してみてはいかがでしょうか。

  • 住所
    神戸市灘区友田町4-4-18 グランディア ミ・アモーレ六甲道1F
    アクセス
    JR六甲道駅から徒歩5分
    または阪神新在家駅から徒歩3分
    TEL
    078-803-8388
    定休日
    水曜日
    駐車場
  • 営業時間
    11:00~19:00
    イートイン
    URL
    https://www.baumundbaum.com/

※記載の内容はすべて取材当時(取材日2022年3月)のものです。

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