住まいの防災対策
万一の場合に備え、日頃からご家族で非常時における行動やルールなどを話し合いましょう。
そして、非常食の備蓄などもこまめにチェックし防災への意識を心がけましょう。
なんの前ぶれもなくやってくる地震。もし、突然起こっても被害を最小限に抑えたいもの。そのためにも、わが家の内外の危険箇所を日頃からチェックし、家族でしっかりと安全対策しておきましょう。
家族みんなで定期的に防災会議を開いておきましょう。議題は、実際の地震発生を想定して災害から身を守る方法。「非常持出し品」「防災用具」の定期的な点検を心がけましょう。
■家族一人一人役割分担を決める
■危険箇所をチェックする
■非常持出し品をチェックする
■防災用具をチェックする
■連絡方法を確認する
■避難通路を確認する
大けがや逃げ場を防ぐ原因となる、家具の「転倒」や「落下」を防止する対策をしっかりと。
日頃からの備えと心構えで、地震に負けない環境づくりに努めましょう。
いざ大きな地震が発生したら、誰しも冷静な対応は難しいものです。けれども、一瞬の判断が生死を分けることもあります。地震が起きても「あわてず、落ち着いて」避難するために、家族一人一人の行動パターンをしっかりと覚えておきましょう。
都市ガスは震度5相当以上で自動的に遮断されるので、調理中でも無理に火を消そうとせず、揺れがおさまるまでに絶対に近づかないことが大切です。
まず、自身の安全を確保すること。家具や天井の下敷きにならないよう、テーブルなど頑丈な物で身体を保護しましょう。
揺れがおさまったら、まずどのような状況かラジオやテレビで情報収集を。火事をおこさないよう家のなかの火元を確認し、家族の安否も確認できたら落ち着いて安全な場所へ避難しましょう。避難の際、余震にも十分に注意してください。
被害情報をできるだけ早く収集する。
ストーブやアイロンなどのスイッチを切りましょう。
余震に備えて家の外に出る場合は、安全な服装で身を守りましょう。
家の内・外は割れたガラス等が散乱して危険。絶対に裸足では歩き回らないようにしましょう。
倒壊の危険があるので、ブロック塀や石壁、門柱、自動販売機などから離れましょう。また、落下物に注意して垂れ下がった電線には触らないようにしましょう。
揺れがおさまり、しばらくたってから、周囲の状況を判断してあわてず冷静に避難を開始しましょう。その際、緊急車両の妨げになるので車で避難はやめてください。自身や家族の安否を自治会や町内会へ連絡することも忘れずに。
道路は緊急車両が素早く通行できるよう空けておかなければならないので、車で避難しない。
避難する場合も、自宅にいる場合も、地域の防災リーダーや自治会・町内会などの担当者へ家族の安否を伝える。
電気が復旧したときに、家屋内の断線箇所や使用中だった電気器具に電気が通じて「通電火災」が発生することがある。非難する際には、必ず電気のブレーカーを切り、ガスの元栓を閉めて復旧時の二次災害を防ぐ。
避難所に入ったり、地域外に一時避難する際は、家の前に行き先や連絡先を表示しておく。※戸締まりにはご注意ください
市町村役場、消防署、警察署などからの情報や防災行政無線の放送には、絶えず注意する。
避難する場合は、必ず徒歩で。服装は動きやすいものにする。携帯品は必要な荷物だけにし、両手が使えるよう背負えるバックを使う。
避難場所での生活に最低限必要な物を準備しておきましょう。万が一、負傷してしまった際に 応急手上げができる準備も忘れずに。
非常持出し袋や貴重品などは、いつでもすぐに持ち出せる場所に備えておきましょう。