PÂTISSERIE étonné(パティスリー エトネ)

芦屋市 PÂTISSERIE étonné(パティスリー エトネ)

阪神芦屋駅から徒歩5分。大通りから1本奥へ入った静かな通り。 中に入ると、やわらかなの照明の光と、大きな流木のインテリアが出迎えてくれます。

穏やかな空気が流れるこちらは、 「イグレックプリュス+」出身シェフが営む話題店。 洋菓子文化が根付く芦屋の人々からの信頼も厚く、 手土産やおもてなしにも重宝されています。

ヒストリー

パリの名店「ラデュレ」を経て、神戸北野ホテルプロデュース「イグレックプリュス+」でシェフパティシエを務めた多田征二シェフが、2016年夏に独立オープン。数々の人気作品を生み出してきた名シェフだけにスイーツ好きからは熱視線を集めています。「パティスリーエトネ」では、イグレック時代とは打って変わって、「華やかさや流行を追うよりも、マイペースでじっくりといいものを」という姿勢で、品数は敢えておさえられ、ショーケースに並ぶプティガトーは15種ほど。丁寧な仕事ぶりと確実なクオリティに、じわじわとファンが増えています。

商品紹介

クリームそのものの美味しさ、チョコレートのカカオ感、苺が持つ本来の甘み。こうした、素材そのものの魅力を引き出すためのルセットを考案されています。大切なのは、お菓子を構成する要素をできるだけそぎ落とし、ブラッシュアップすること。 例えばショートケーキならクリームとスポンジと苺の3つだけ。スポンジとクリームを極限まで軽くして、苺の甘みを引き立てる。チョコレートケーキなら、カカオの風味が際立つように、クリームは軽く。単調にならないようチョコレートの濃淡で味わいの奥行を表現して…と、奇をてらわずに、でも印象に残る味わいに仕上げられています。

  • オクマーレ ¥518(税込み)

    ショコラクリームとチョコレートのスポンジ、フランボワーズのジャムを交互に重ねた、チョコレート感たっぷりのガトー。ザッハトルテのスポンジを使ってリッチに仕上げられています。希少な「クリオロ種」の重厚なカカオ感、ふんわりと軽く仕立てたチョコレートクリームの口どけの良さ。その両方を楽しむことができます。

  • ランブラス ¥496(税込み)

    フランボワーズ風味のムースショコラの中には、シェリー酒でマリネしたチェリーが数粒。その上には、キルシュで香りづけした生クリーム、オレンジのリキュール香るカラメルシャンティ―が絞られています。洋酒の華やかな香りと、濃厚なチョコレートのマリアージュで大人の魅力たっぷり。 モチーフになったのは、スペイン“ランブラス通り”の美しい景観。シェリー酒、オレンジなど、スペインに由来する素材ばかりで、チョコレートもスペイン産なんですよ。

  • プレジール・ノワゼット ¥594(税込み)

    シェフがフランス時代に学んだ、ノワゼットとチョコレートの相性を楽しむひと品。ノワゼットのダッコワーズ生地に、濃密なガナッシュ、ミルクチョコレートのクリーム、薄い板チョコレートを重ねて仕上げられています。3種のチョコレートが織りなすグラデーションは、全体の味わいをより豊かなものに。フィアンティーヌ、ノワゼットのプラリネの、ザクザク、ジャリジャリと小気味のいい歯触りで、最後まで飽きさせません。

  • シュー ア ラ クレーム ¥270(税込み)

    食感のよいクッキーシューの中には、なめらかカスタードクリームがたっぷり。「学校時代に習ったルセットを守っているだけです」と、淡々と語るシェフですが、お客からは「今まで食べたカスタードクリームの中で一番おいしい」と、人気の商品です。硬くならないよう、かぶせるクッキー生地は薄く。粒子の粗いカソナード(赤砂糖)を入れてザクッとした食感仕上げられています。

  • ショートケーキ ¥540(税込み)

    きめ細やかなスポンジと、ミルキーな生クリームは、口にするとスッと溶ける軽やかさで、糖度の高いイチゴの甘みを、絶妙に引き立てます。生クリームは、30種の北海道産ミルクから厳選した3種をブレンドし、かろやかさの中にコクを感じられる味わい。スポンジは、焼き時間、混ぜ方、たてるスピードなど、すべての工程にこだわることで、究極の軽さに仕上げられています。口どけ、軽さ、甘みのバランスが計算し尽くされた黄金比を、じっくり味わってみてください。

スタッフ紹介

オーナーシェフ
多田征二さん

働くことになったきっかけ
小学3年生の頃からパティシエの夢を持っていたという多田シェフ。料理が趣味の父親の影響で、昔から食べることや作ることが大好きだったそうです。「でも、料理はさせてもらえなくて。唯一、僕がキッチンを使えるのは菓子をつくるときだったんです」。そんな幼少期を過ごし、自然と進路は製菓学校に。今でも「お菓子作りって、難しいから面白いんですよ」と、同じように“ワクワク”をもって、取り組まれている姿が印象的でした。
普段のライフスタイル
ストレス解消はとにかく、美味しいモノを食べに行くこと。評判のお店があると聞きつけては、兵庫、大阪、京都、奈良…とどこへでも足を運ぶのだそうです。もちろん、お菓子に限らず和洋中、ジャンルを問わず、美食には目がないグルメなシェフ。腕のいい料理人の料理には、菓子作りのヒントが隠れていて、アイデアの源にもなるのだそうです。
おすすめのお店
【ma biche(マビッシュ)】
神戸の名店「パティスリーモンプリュ」出身の村田シェフが2017年2月、同じ芦屋にオープンした洋菓子店。実は、村田シェフは「ホテル阪急インターナショナル」時代の後輩で、20年来の付き合いで親交も深いそうです。甘酸っぱいカシスが香る「ムラングカシス」がお気に入り。

店舗情報

PÂTISSERIE étonné(パティスリー エトネ)

  • 住所
    兵庫県芦屋市大桝町5-21
    TEL
    0797-62-6316
    定休日
    火曜日
    客席数
    2席
    禁煙席
    店内禁煙
  • アクセス
    阪神芦屋駅より徒歩5分、JR芦屋駅より徒歩10分
    営業時間
    10:00~19:00
    駐車場
    なし
    URL
    https://www.facebook.com/etonne71/

※記載の内容はすべて取材当時(2017年4月)のものです。

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